グローバル化がブラジルの子供たちの食卓をどう変えたか。
グローバル化がブラジルの子供たちの食卓をどう変えたか。
-インディオの女の子 -首都ブラジリアの男の子 -首都ブラジリアのスラムの男の子 -キロンボ(元逃亡奴隷)部落の男の子
“Daily Bread “プロジェクトよりhttps://www.greggsegal.com/P-Projects/Daily-Bread/1/thumbs ---------------------------------------- リオとアマゾンを行き来してると痛感するこの2つのブラジルの食文化。
類まれなる豊かな自然に恵まれ、スーパーフードの宝庫であるブラジルにて、フルーツや野菜が、添加物だらけの加工食品に取って代わらている食卓。
以前見たドキュメンタリーによると、学校のランチにフルーツを持っていくのは、“貧乏くさくて恥ずかしい”と考える子どもが増えているとのこと。代わりにクッキー一箱をランチに食べるらしい。結果、ブラジルでは小児糖尿病が増え、世界有数の肥満大国になっております。
アマゾン奥地の子ども達は、まだまだ身近に加工食品が少ないので、クッキーを差し出しても受け取らず、小腹が空けば庭のパパイヤを取ってくる。
アグロフォレストリーの大事な側面の一つはココです。効率でいえば単一栽培には劣りますが、土地に合ったバラエティ豊かな作物を育てることは、高くて不健康な加工食品を買わずとも、栄養たっぷりの食卓を届けてくれます。
膨大な自然の中で、何が食べれて、どんな効能があるか、という知識は何世代にも渡り引き継がれてきた知恵。
森を歩いていると、私には区別がつかないものを次々と見つけ出し、新しい植物を食べさせてくれます。
森は、こんなにも美味しい。
森の知恵は、こんなに尊い。
食べることは、地球をいただくこと。
“どうやったら人類は自然と共存出来るのか?”
国際社会で声高に叫ばれて久しいですが、アマゾンの人たちは数百年前からその答えを知っています。
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