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設立にあたって

NPOクルミン・ジャポン定森代表定森よりのご挨拶

 

このたびNPO法人を設立する準備を進めております。

新法人ではこれまでHANDSが実施していたブラジルでの事業を継続し、当面はアグロフォレストリー、中でもカカオの生産と品質向上に関する活動を実施していきたいと考えております。

また将来的には他の地域でも持続的開発や出産のヒューマニゼーションなどの活動を行っていきたいと考えております。

名前のクルミン(curumin)はブラジル先住民の言葉で、子どもを意味します。アマゾン地域では先住民でなくとも日常に普通に使う言葉です。

もともと私が国際協力やNGOの世界に入ったのは、大学生の時に大学を休学して中南米をバックパッキングしてまわっていた時に、多くの路上生活の子どもを見たことからでした。 大学卒業後、サンパウロのスラム街の学童保育所にボランティアとして入り、その後、スラムでのエイズ啓発やHIV感染児ケアホームの設立、JICAの出産のヒューマニゼーションプロジェクト業務調整員、アマゾン農村部での保健啓発、アグロフォレストリーなどにつながっていきました。それらのどの活動も「子どもたちがより幸せになれるように」というのが基本でした。

クルミンという名前には、子ども、新しい世代、先住民の知恵と新しい科学、人間が自然に持つ力を生かしたお産、自然に沿った持続可能な暮らし、森、自然との共存などの気持ちを込めました。

どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2015年10月1日

特定非営利活動法人 クルミン・ジャポン

代表 定森徹

(注:この時点では法人設立準備中でしたが、2016年2月12日に正式に法人登録されました。)

 

 

HANDSの中村安秀です。

 

この度、HANDSで14年以上に渡って活動をしてきた定森徹さんが  新たなNPO法人を立ち上げることとなりましたのでお知らせいたします。  

7月にお知らせしました通り、長年にわたったHANDSブラジル事業としてはこの2015年6月末日をもって終了いたしました。  

しかし、ブラジルでの活動は、この定森さんの設立するNPO法人と現地の方々が引き継ぎ、さらに発展させてくれることと思います。  

定森さんは引きつづきHANDSでアフリカなどでの活動と、新法人の代表としての活動の、両方をしていただくこととなります。  

このようにHANDSで活躍された人材人材がさらに活動の幅を広げ、世界に貢献していくことは誠に喜ばしいことと感じ、

またこれまでの皆さまの  HANDSでの人材育成へのご理解とご支援に深く感謝をいたします。  

ぜひ定森さんに対し、皆さま方のご支援を賜りますよう、私からもよろしくお願い申し上げます。

認定特定非営利活動法人HANDS

代表 中村安秀

 

 

 

 

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